からだの不調、こんな症状ございませんか?

  • 病院で説明を受けたけど、痛みの原因がはっきりわからない
  • レントゲンを見せてもらいながら「老化」と言われる
  • 怪我をしてから長年痛みが長引いている
  • 手術を受けてからずっと体の調子が悪い
  • 慢性的に痛みなので、半ば回復を諦めている
  • ほぼ毎日整骨院に通っているが、症状が改善した実感がない
  • 病院では完治不能と言われた
  • 歩くだけでもひざに負担を感じる
  • 痛みのために眠れない夜がある
  • 今まで色々な方法を試したが、なかなか改善しない
  • 長時間、長距離が歩けない
  • 趣味が楽しめない

これらの痛み、本当は、こんなことが原因かもしれません↓↓

筋肉・筋膜の異常な硬さ(過緊張)  関節のズレ

他の部位からの影響(代償動作)  日常的にからだに負担をかける動作(特に歩行など)

その医学的根拠とは?

当院では、慢性的整形外科的な痛みの原因を下記だと考えます!

原因1:筋・筋膜の緊張、捻れ、硬結(こうけつ)、癒着(ゆちゃく)
原因2:関節のズレ(サブラクセーション、亜脱臼)

上記の図をご覧ください。過度の筋・筋膜の緊張や硬結(こうけつ)癒着(ゆちゃく)、捻れが慢性的に続くと、骨を正しい位置からずらしてしまい、からだのバランスを歪めて、ますます筋の緊張を強くして、さらに痛みを強くしてしまいます。そして、結果的にからだの痛みとなるのです!このようなからだの痛みに対して効果的なもの、それが「筋膜」「関節のズレの解消」なのです。

 

身近な痛み、腰痛について

慢性的な痛みの代表格といえば、腰痛(ようつう)。
その腰痛の推定患者数は2800万人で、
日本人の5人に1人が腰痛持ちで悩まされているといいます。

そのうち実に85%もの人がはっきりとした原因がわからず治らない痛みに苦しみ続けているのです。

これまで原因不明とされてきた腰痛の様々な新しい原因を2014年6月10日放送 テレビ朝日「たけしのみんなの家庭の医学」で取り上げていました。番組では2つの新原因を特集し、腰痛の新原因の1つとして、股関節の異常が腰痛を引き起こしている場合があるということでした。

こちらで詳しく書いています

痛みの原因の医学的根拠(EBM)は?

痛みの原因の医学的根拠(EBM)は?

痛みの原因1:筋・筋膜の緊張、硬結(こうけつ)癒着(ゆちゃく)捻れ

世間一般では、まだあまり認知をされておりませんが、骨や関節だけでなく「筋・筋膜が痛みの原因になる」ことがよくあるのです。なかには「筋・筋膜痛症候群」や「繊維筋肉痛症候群」といった病名がつくような筋・筋膜の痛みの症状があります。筋・筋膜が痛みの原因になるメカニズムは以下のように考えることができます。

1.筋肉の緊張と筋膜の癒着による「筋肉への血流の減少」による痛み

筋の収縮が持続して、緊張が高まると痛みが表れる。緊張がさらに高まって攣縮(spasm)、さらに筋・筋膜痛症候群が発生すると、痛みが次第に増強する。パーキンソン病の筋固縮も筋肉痛を生じる。痛みの基になる筋緊張亢進には、筋肉の傷害によるもの、筋肉以外の組織に外傷や病変があって、反射的に起こるもの、不安、情動緊張、抑うつ状態などの心理学的障害によるものなどがある。たとえば、骨折があると、傷害部位から侵害受容繊維を伝わって脊髄にインパルスが送られ、痛みを生じる。このインパルスは同時に反射活動を引き起こす。この反射活動は、交感神経反射と屈筋反射を含む、交感神経反射は血管を収縮させる。屈筋反射は関節を曲げる筋肉の収縮である。この状態が長く続くと筋肉からも痛みが発生するようになる。その結果、痛みばかりではなく、反射活動も強まり、反射性収縮に参加する筋肉の数も増える。胸壁や腹壁の筋肉がこの反応に巻き込まれると、呼吸運動が妨げられる。高齢者の場合、たった2本の肋骨の亀裂骨折で、重篤な呼吸障害に陥ることがある。れん縮に伴う筋肉痛は一般に虚血筋の収縮によるとみれれている。れん縮が血管を圧迫して血流を阻害する。その結果、緊張が高まった筋肉で、虚血と収縮が起こり痛みを生じる。

(以上、書籍「臨床医のための 痛みのメカニズム」横田敏勝 著を引用、参考)

筋肉が過剰に緊張してしまい、結果的に痛みの原因になっていることは、普段でもよくあることなのです。ですので、そのような場合には、筋や筋膜の緊張を緩めて、筋や筋膜が緊張する原因を見つけ出さないと根本的な問題(痛みや違和感などの症状)の解決にはならないのです。

2.筋肉の緊張と筋膜の癒着による「神経の圧迫」

筋肉は、普段「コンパートメント」と呼ばれる、筋膜によってつくられる器(うつわ)のなかに入っていて、そのことで、筋肉や神経、血管の位置がずれる事を防いでいてくれるのです。筋肉が柔らかく、いい状態であれば、筋肉が動く時もお互いにスムーズに滑り合うことができるのですが、一度、この「コンパートメント」内の筋肉の一部が緊張し始めると、筋肉が膨隆し、硬くなってしまい「コンパートメント」のなかが満員電車の中みたいな状態になってしまって、うまく身動きが取れず、お互いに押し合いへしあいしてしまいます。

そうなると、そのコンパートメントのなかにある神経も圧迫してしまい、痛みを感じるようになってしまうのです。それとは別に、今度は、このコンパートメントの器をつくっている筋膜も、過度の刺激や過緊張に反応して、肥厚(ひこう、肥えたり、はれはりして厚くなること)してしまい、同じ様に外側から内部を圧迫して神経を刺激することがあるのです。

このメカニズムは「梨状筋症候群」や「手根管症候群」「シンスプリント」なども説明することができるのです。

痛みの原因2:「関節のズレ(サブラクセーション、亜脱臼)」

関節のズレとは、関節を構成する骨(複数)の一部が、ごく僅かに正しい位置からはずれた場合を指します。(この場合、レントゲンやMRIなどの検査機器では、この関節のズレは検知することができないような小さなずれを指しており、熟練した施術家の手によってのみ正しく検出されるのです)関節のズレが起こった場合、通常動きは正常範囲か、あるいはわずかに正常範囲を超えているような状態になります。関節のズレが起こると以下のような症状が出ることがあるのです。

  1. 筋出力の低下(支配神経の遮断による)
  2. 関節周囲の筋緊張の増加
  3. 関節周囲の筋の痛みに対する値の低下(痛みを過敏に感じやすくなる)
  4. 関節の可動期の低下 or 異常な増大
  5. 過度の筋緊張に由来する筋膜の癒着の形成

つまり、からだの中の一部の関節で「関節のズレ」が起こると、力が入りにくくなって、凝りが起こり易く、少しの押圧でも痛みを感じて、動きが悪くなり、筋肉も硬くなる!ということが起こるのです。

「関節のズレ」が起こる原因としては(経度も含む)捻挫、打ち身、打撲などの外傷や、からだに過度の負担をかけるような生活動作習慣が考えられるのです。

そして、「筋・筋膜の緊張、捻れ、硬結(こうけつ)、癒着(癒着)」「関節のズレ(サブラクセーション、亜脱臼)」が原因で起こる痛みの特徴としては、下記が挙げられます。

  • ある日突然、痛みを感じ始める
  • はっきりとした原因が思い当たらない
  • 痛みが楽な日と、きつい日があるが、慢性的に症状が続いている

※上記の説明は、原因のはっきりしない、慢性的な整形外科的疾患に関してのみ当てはまる説明ですので、すべての痛みの原因が、上記のメカニズムで起こるというわけではなく、その他、内臓や腫瘍性、神経的な原因で痛みが起こることがあります。ですので、痛みを感じたら、まず病院を受診していただき、クライアント様の痛みの原因が内臓や腫瘍性、神経に起因するかどうかご確認ください。その上で、やはり、クライアント様の痛みが整形外科的疾患に起因するようでしたら、当院にご相談いただければ幸甚です。

 

当院は、世界でも数少ない筋・筋膜・関節のズレの専門家です。

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