ロルフィング®10セッションを受けての感想:
まず、ロルフィング®を受ける前の私を思い出してみると、頚から背中全体にかけて強張(こわば)っていました。それも長い間。もともと肩など痛かったのですが、4月から特に仕事が忙しく、夏の間も休みが殆どなく過ごしました。それで、疲れているせいか、夜、何度も目を覚まして不快でした。また、朝起きても背中が痛く、眠ったのに疲れた感じでした。整体に行ったり、マッサージに行ったりしても変わりなく、8月の末には、9月からの仕事の忙しさに耐えられるか心配してました。山下さん(友人)がロルフィング®のポスターが貼ってあったよ、と言った時1も2もなく早く電話しようと話したのでした。そんなわけで、夏の間じゅう、体調が少しずつ悪くなり、良くなりそうもない上に、姿勢をまっすぐすることも辛くなり困っているものの、どうすればよいかわからないという状態でした。
初めてロルフィング®を受けた時、もちろん自分の体、筋肉、背骨の状態など意識したこともなかったので、よくわかりませんでした。マッサージとは違うなあと思ったぐらいでした。けれども、すぐ驚きました。深く息を吸おうとすると鎖骨のあたりが痛くて吸えなかったのが、痛くなくなって深く吸う事ができたからです。それはもうびっくりしました。あんまりうれしいので帰る途中で何回も深く息を吸ってみました。まさか、こんなに早く変化があると思っていなかったのでびっくりしました。こうしてロルフィング®体験が始まったのですが、あんなに強張っていた背中もずいぶん変わりました。朝までぐっすり眠れるようになったし、不快な感じもなくなりました。また、お話していたように、歩く時に筋肉がひっぱられるような感じがすることがありましたが、今はそんなことは全くありません。
3回のセッションが終わった時だったでしょうか。ロルファーから「この状態が重力に対してまっすぐ立っている状態なんです」と言われた時、ほんとうにほっとしました。気持ちと共に体も軽くなったようで、あの時のことはとても印象に残りました。その後セッションを重ねる事で変わっていきました。
ロルフィング®とは違うかもしれませんが、ロルファーに仕事の苦労のあれこれを聞いていただいてとても助けられたと思います。というのも職場の状況として同じ立場の人がいなくて話す人がいないのです。仲の良い同僚も今忙しくてゆっくり話が出来ない状態なのです。いつもしゃべりすぎだと思いつつも話してしまいました。
10セッションを終えて、体が楽になったと思います。痛みや不快感から解放されたという感じで、今はその状態が普通になりつつあります。以前のことは、ふとしたときに思い出します。足がよくつっていた事とか、足が疲れ易かったことなどーーー今はどれも改善されているようで、いつも廣瀬さんと、(会ったことはないですが)アイダさんに感謝しています。
今思い出すと、夏は疲れていて、友達が食事に誘ってくれても出かける気になれませんでした。旅行に行こうとすると、列車のなかで気分が悪くなったりしていました。その私が忙しい秋の仕事をなんとかのりきれたのですから、大きな変化があったのは間違いありません。今は、腰を曲げて座っていたりする癖があるのか、腰が痛くなるので気をつけていきたいと思います。
今思うのですが、姿勢を保つとか、歩くといった毎日普通にしている動作こそ大切だと改めて思います。自分でよい姿勢ができているかなあ、しっかり歩けているかなあと長いこと思っていたのですが、確かめる機会がありませんでした。今回そういう事も含めて教えていただいたのがとてもとてもよかったです(本や雑誌ではよくわからないので)。鏡や窓に自分が映っている時は、姿勢や肩などに気をつけてみるようにしています。感情に反応するのは、首や肩と教えていただいたので、首が短くならないように気をつけたいです、特に職場で。
【ロルフィング®】 の感想です。